【銘柄調べ】6182 ロゼッタ
どうも、まだ株安の流れが強いですねー
好決算だったけど地合いのせいであげ悩んでた銘柄とかに買いがよってるみたいですけどトーヨーアサノとかは前回のは一時的な収入での上方だったので短めの相場になったりしないかなーとおもってます。今回の修正の詳細は見てないのでわかんないですが笑
と、いうわけで本日も良さげだなと見えた銘柄
ロゼッタです。
【どんな会社?】
機械による言語翻訳を主力にしている企業
医薬品業界をはじめとした専門性の高い言語を翻訳するBtoBメインみたいで
最近伸びているのが医化学金融IT法務分野での翻訳精度がプロの人間に近いAI翻訳機T-400
【決算】
B/S
三年間でとくに気になるのは29年度の無形固定資産の大幅増です。
これはM&Aによりクラウドサービス事業拡大をはかったための株式立会外分売による増資による純資産増加、その株式を使った株式交換による子会社化(4割ほどは株式譲渡による買収)で12億ののれんが発生したからみたいです。
結果的には30年度にクラウドサービス不振によりほとんどが減損処理されているので最終的な損益計算は12億の赤字(1214百万)とかなり悪手を取ってしまったようです。
しかし、同時に投資段階にあったニューラルネットワークによる翻訳機(T-400)の開発が想像以上のスピードで進んでるようで中期的目標であるプロの人間と同等レベルの機械翻訳の実現を2022までに遂げるという項目においてはより早い段階でできそうな流れです。
他の中期目標でいえばROE20、機械技術進歩による営業利益率20%からの完全機械化で50%という点については上記ののれんによるロスとかが痛い結果となってます。
P/L
売上自体は堅調ですが損益分岐点近いレンジでまだ安定感でいえば怖いかなーって感じです。
原価率46.9→44.7→45.8
固定費は率だとあまり有意性なさそうなので割愛
とはいえ、T-400への先行投資による固定費アップだったのでここからは回収段階に入ると思えば狙い目でしょうか。
人手を必要とするセグメントは流れを見るとやはり営利率15%前後が限界っぽいですね。
いかにAI翻訳の筋を通していくかが鍵っぽいので精度数値95%というのは期待できます。
まあ、AIってことはデータベースの蓄積が肝だと思いますがその間にビッグデータをもつ他の大手が専門性の高い翻訳市場に参入とかされちゃうと後発とはいえ怖いっちゃあ怖いみたいなのが一応の懸念点でしょうか。
【チャート】
決算インパクトでいえば今期の決算は赤字転換の影響で業績予想が無いのとなかなかの好調具合もあり直後のインパクトは大きめに見えます。
逆を言えば上がりにくいので買いでエントリーするにはタイミングが無いかなーという感じです。
材料をみるとJPXでのIR資料翻訳実験とかがありましたけどこれはけっこううれしい話ですね。うまくいけばかなりうまい案件なので期待はありますが
純資産14億に対しての時価総額200億というのは高成長産業だとしても割高すぎるなーという見解です。
現時点では利益の裏付けがないのもあるのでもう少し様子を見たいところです。