こにけんの投資備忘録

投資の事を1ミリも知らない初心者が株式投資してみた。

【銘柄調べ】3141 ウエルシアHD

 

どうも、こにけんと申します。

本日はスイング目的で2銘柄持ち越したのですが、そのうちのひとつウエルシアについて調べてみました。

本日決算直後の市場は出尽くし感やらやれやれ売りやらで最初-10%まで落ちてました。

後場から監視してたのですが始値の陰線を越える買いが寄って結局-4.3%となりました。

なぜ始値越えたのにマイナス着地かというと、日足みるとすごい大きな窓を開けて本日始まったことによるものです。


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窓開けてからの長い下ひげが今日の動きを物語ってますね。

高値圏でもみあってる状態なのでここの窓を埋めにいくまでの時間はどれくらいになるのか、それともこの流れのまま下へと叩き込まれるのかてなわけですが、ひげの長さでみても決算失望でも買い支えの圧力は強かったみたいですね。

自分は恥ずかしながらジャンピングキャッチ感は否めないので逆の動きをしたらわりと敏感に抜けていこうかなと思ってます。

 

てなわけで銘柄調べです!

 

【どんな会社?】

ドラッグストア事業をメインとしている会社です

2014年にイオンのTOBがあり、50%と少し取得されたのでその段階で子会社になっております。

 

【決算】

 



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BSです。

固定資産が多いですね。

ドラッグストアーをイメージしてもらえばわかるように大きな店舗を横に広く構えて商品を陳列しているスタイルの通りに土地と建物の比率が多く、流動資産をみても現金の4倍以上の額の在庫を持ってます。

以上の点を踏まえるとコンビニと対を成すような営業所兼倉庫のような形をとっているのでしょうかね。

 

流動負債をみると大半買掛金ですので借入金自体はすくなく安全面も流動比率1とまあまあです。

純資産比率は年々上昇していましたが、H30年には減少しています。これはたぶん働き方改革による特損計上とかをみるに人事制度システム転換などにかかわる引当金のために長期借入で100億キャッシュフローに入ったのが理由かと。

 

次にPLです。

売り物が日用消費財なので資産より売上のほうが結構多いですね。

営利率推移は

+44→+28→+19(%)

少しずつしぼんではいますが海外展開も手がけていてイオンの展開に便乗できる可能性もなくはないので今後の動向も要チェック。

原価率      71.6→70.5→69.8→昨日の決算70.1

販管費率  24.8→25.6→26.1→昨日の決算26.1

少しずつ販管費が切り上がっているように見えます。

人件費が上がってたのが最近の人事制度変更により抑えられて今期キープといったところでしょうか。

従業員満足の面では少し心配な気もします。

 

M&Aを積極的に行っている印象もあり成長の反面、人の管理は難しそうなところ。

 

最近の動向をみると食品関係の売上成長が強いのと

24時間営業展開施策

オンラインショッピングプリカ販売

などコンビニを意識しているような事業動向なのかなと感じました。実際に企業の評判投稿サイトなどにもそう書いてありましたのですが、事業のブレはないのかなと少し懸念する面もあります。

大店法の抜け穴として普及したコンビニも時代の流れによって少しずつ集約化されていったりする可能性もあるなかでドラッグストアーはいいポジションにいるんでしょうかね。

 

株価についてですが、

今回の決算の進捗率をみると

売上49.7%

営利47.3%

経利47.3%

純利51.9%

と中間にしては届かなかったなという感じでした。

純利益だけ上振れてるのですが、毎期閉店店舗の減損処理を行っているのが中間決算ではまだだからという風にとればいずれも予想に届かずって感じでしょうか。

過去2年間の中間決算の進捗率はいずれも最終結果とほぼ同じような形で

売上49%,営利53%,経利52%,純利57%

着地通年決算

売上98%,営利110%,経利108%,純利112%

 

売上50%,営利54%,経利54%,純利64%

着地通年決算

売上103%,営利109%,経利110%,純利114%

 

大体半分という風になってるので今回の50%割れは業績予想の切り下げ可能性もなくはないという形です。

 

とはいえあのレベルの急落だと安いってなって寄ってくるんですね。こういう予測面もしっかり勉強せねばです。

 

まあこんなかんじですかね。では!