思ったこと
最近銘柄調べをやってて思ったことを残しとこうかなと思います。
ストップ高というのは大きすぎる価格変動をさせないためのシステムなわけで、だからといって次の日も需要過多になる状況というのはさほど多くないなと感じます。
自分が調べている銘柄は一時的なビッグニュースを材料に買われているものがほとんどです。
ストップほどの勢いがつくためには相場を動かすためのマネーも多く必要で時価総額の大きな企業は重すぎるためか時価総額100億以下の銘柄がとくに多いです。
さらにいうと、材料ひとつで企業評価ががらっと変わるような状態(黒字転換、売上寄与が莫大な案件がきたとか)は大きな企業になればなるほど少なくなるからでしょう。
そのなかでも
●過去の業績が堅調でなおかつストップ材料が将来性の高いものはストップになったことで認知度が上がり業績要因からゆっくり値を上げていく
●過去の業績が悪く株価が下げ続けた矢先に材料となるニュースが入ってきて、反動的な意味でストップに到達したが後日業績からの買いが寄らないで値戻り
という2パターンを前提として動いてるのかなと考えられます。
ストップほどの強い圧力のなかでエントリーするのはわりと衝動的な心理のトレーダーでそのトレーダーにストップ前から兆候を嗅ぎ付けていたうまい人が売り付けている形。
彼らのエントリーからの値上がりは彼らより少し時間軸を長くとったトレーダーが利益を見込んで彼らより多い数エントリーしない限り値上がりしないわけで、その利益を見込む要素として…
スイング的なテクニカル指標とチャート
決算上振れ狙いなら月次や四半期決算
などを見て買いに来るはず。
ストップ高ということは基本的にチャート、テクニカルではすでに高値圏に来ている場合が多いので、買い圧の寄与度は月次四半期決算以上の時間軸をとったトレーダーが大きくなる。
そうなると上がる可能性があるのは業績がしっかりとした銘柄の方がより高くなるわけですかね。
需要過多という心理的要因で本来の上昇余地以上に価格がつり上がっている可能性も十分あるのでそこに優位性はもうないようです。
となると、ストップ安の銘柄では逆のことがいえるんじゃないか?むしろストップ安からのリバ狙った方が
いいのでは?という疑問が出てきます。
投資は安いときにかって高いときに売るものなので当たり前のことを書き綴っていきましたが、その安い高いを見定めるためには財務関係と材料の強さをきちんと評価できなきゃいけないなと改めて感じました。
その判断力を鍛えるためには下降期待値の大きなストップ高銘柄よりもフラットで将来予測がどっちともとれる銘柄を研究してみたいので明日からストップ高銘柄よりも単純に気になった動きをしている銘柄を調べていこうかなと考えてますが、ストップ材料自体の研究もしたいのでなにかいい方法を模索してみます。
正直なところ慣れてないせいもあり銘柄調べに三~四時間くらいかけないと終わらないのですが、その銘柄が狙いにいけないものばかりとなると場中に利益をとりにいくための予習時間と切り離さないといけなくなってしまうのも悩ましいところです。
有限な時間を大事に。